梅を育てる日々 長坂農園

和歌山県は梅の産地みなべ町の梅農家です。 梅、梅干し、うすいえんどう、インゲン豆、そして時々梅ジャム作ってます。 (http://nagasakanouen.shop-pro.jp/)で梅とジャムの販売を行っています。

2014年09月

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ここのところ梅干しを選別する時間が取れずかなりたまってきました。
ちょっと減らさないと新たに干せません。
弱った

朝からジャム作りました。

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キャップが二種類ありますが、今まで使ってたのが赤白のもの。
これから使う予定なのがゴールドです。

赤白のものも結構な数作ってますが、正式に変更となる前に注文が入ってしまったからです。
ちなみにラベル貼る作業は大抵夜やりますが今さっき終わりました。

梅をひっくり返すのはいつもは早朝。


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手作業で一つ一つひっくり返しています。

この時期になると空気が乾燥してくるので

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この塩の袋と

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FRPの板を使い

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塩の袋の上に板をのせ

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一気にひっくり返します。

多分塩の袋を使っているところはごく少数派だと思います。
使う理由は・、乾燥したとき網だと梅干しが網に引っ付いて破れる原因になるから。
塩の袋は内側がナイロンが貼られていて乾燥してもくっつきません。

また、プラスチックせいろを使う場合は、板を使うのが主流派でうちのように早朝から手で一つ一つひっくり返すのは少数派なんです。
うちは、梅干し場のハウスがあまり広くないのでどうしても一枚当りの干す梅が多くなってしまいます。
そうなると板を使って梅をひっくり返してもそのままだと梅同士がくっついてくっついたところが生乾きになってしまうので結局手直しに一個一個手作業で返すのと同じぐらい時間がかかってしまうのです。
塩の袋を使いたいからあえて板を使うというのがうちのやり方です。


今週は天気が安定してたので結構進みました。

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作業は遅れてますが、

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干す梅のサイズが少し小さくなりました。
あと1/3です。

ここ数日天気が安定してやっと順調に梅を干すことができます。
しかし、まだ彼岸前だというのに空気が完全に秋。
空気が乾いてるんです。
でも、日差しが弱くなるので干し上がりまでの時間がかかります。

梅干しはある意味乾きやすくなりますが、干しあがったものがどんどん乾いて行くので今度は乾燥との戦いとなります。梅干しは乾いているのにしっとりとした干し上がりがベストなのです

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